ブログ
色・フォント・余白の引き算ルール

「一生懸命作ったプレゼン資料や社内チラシが、なぜか垢抜けない」
「どこか素人っぽくて、読みにくい気がするけれど、どこを直せばいいのか分からない」
そんな経験はありませんか?
実は、デザインが「素人っぽく見えてしまう」原因に、センスの有無は関係ありません。多くの場合、デザインの基本である「情報の整理のルール」を少しだけ見落としてしまっていることが原因です。
今回は、ノンデザイナーの方が作ってしまいがちな「3つのNGパターン」と、それをすっきり解決する簡単なポイントを解説します。
01|色を使いすぎて、どこが重要か分からない
伝えたいことがたくさんあると、つい「ここも赤!」「あそこは黄色!」と、あちこちに色を塗って目立たせようとしてしまいがちです。
しかし、画面の中がカラフルになればなるほど、人間の視線は迷子になり、結果として「どこが一番大切なのか」が分からなくなってしまいます。
Fix|色は「3色」に絞る
デザインをすっきり見せる基本は、ベースの色、メインの色、そしてここぞという時にだけ使う「アクセントの色(1色だけ)」に絞ること。全体の9割をシンプルなモノトーンや落ち着いた同系色でまとめ、本当に目立たせたい1箇所にだけ「赤」や「オレンジ」を置く。これだけで、一瞬で主役が伝わる資料に変わります。
02|フォント(文字の形)がバラバラで落ち着かない
タイトルはポップ体、説明文は明朝体、強調したいところは別の太いフォント……。
1つの資料の中で色々な種類の文字を混ぜてしまうと、全体の統一感が失われ、どことなくガタガタとした、幼い印象(素人っぽさ)を与えてしまいます。
Fix|フォントは「1種類」を太さで分ける
基本的には、資料全体で使うフォントは「ゴシック体ならゴシック体だけ」のように1種類に統一します。変化をつけたいときは、文字の形を変えるのではなく、「文字の太さ(ウェイト)」や「大きさ(ジャンプ率)」で強弱をつけましょう。これだけで、驚くほど知的でプロっぽい仕上がりになります。
03|空いている隙間(余白)をすべて埋めようとする
画面に白い部分(余白)があると、なんだか物足りなく感じて、イラストを詰め込んだり、文字を大きくして隙間を埋めたくなってしまうことはありませんか?
実は、デザインにおいて「余白」は何も無い空間ではなく、「読者に次にどこを見てほしいかを案内するための、大切なデザイン要素」です。隙間なくギチギチに詰まった画面は、読む人に心理的な圧迫感を与え、読む気を失わせる原因になります。
Fix|「情報のグループ」のまわりに、あえて広い余白を作る
関連する文字や画像はキュッと近づけて1つのグループにし、そのまわりには「あえて広すぎるくらいの空白」を意識して残してみてください。余白があるからこそ、中の情報が引き立ち、洗練された「読みやすさ」が生まります。
デザインの本質は、「引き算」と「ルールの徹底」
デザインと聞くと、「何かおしゃれな飾り付けをすること」と思われがちですが、実はその真逆です。余計な色や飾りを削ぎ落とし(引き算)、決めたルールを最後まで守り通すことこそが、美しいデザインを作る最短ルートです。
これは、先日ご紹介した「1枚の名刺」や「8ページのZINE」を作るときにも、全く同じことが言えます。
She’sでは、こうした「一生モノの情報の整理のルール」を、ツール(Illustratorなど)の操作とセットで、一から体系的に学んでいきます。
マニュアルを覚えるだけでは辿り着けない、「なぜ、この配置だと一瞬で伝わるのか」という裏側のロジックが分かると、日々の資料作成はもちろん、世の中の見え方まで少し新しく変わっていくはずです。
▼ 目次
【連載】なぜ素人っぽく見えるのか?デザイン解剖シリーズ
STEP1|色・フォント・余白の「引き算」ルール
STEP2|「なんとなく並べる」を卒業する!プロの整列の基本
STEP3|ただ載せるだけじゃもったいない!写真が引き立つ切り取り方
STEP4|全部大きくしても伝わらない!文字の主従関係とジャンプ率
STEP5|デザインの教科書は街にある!コンビニのパッケージ観察術
・:.。 。.:・゚✽.。.:・゚ ✽.。.:・゚ ✽.。.:*・゚
<こんな方にオススメ>
☑︎ デザインの仕事を始めたい方
☑︎ Webバナー制作を学びたい方
☑︎ デザイン系ソフトを初めて使う方
・:.。 。.:・゚✽.。.:・゚ ✽.。.:・゚ ✽.。.:*・゚
コース選択に迷われている方は「1時間体験」をお勧めしています。
お気軽にご連絡ください。
◯ お申込みフォーム
https://shesdesign.jp/contact-design/


