ブログ

スクール・学習法

「なんとなく並べる」を卒業する!プロが必ずやっている整列の基本

「文字や画像を配置したけれど、なんだか画面全体がごちゃごちゃして見える」
「すっきり整えたいけれど、どこを基準に配置すればいいのか分からない」

一生懸命に作った資料が、どこか落ち着かない印象になってしまう場合、それは「整列(並べるルール)」のほんの少しのズレが原因かもしれません。

デザインにおける「整列」とは、ただ要素を綺麗に並べることではなく、「見えない線を画面に通し、情報のつながりを伝えること」。

今回は、ノンデザイナーの方が無意識にやってしまいがちな「並べ方のNGパターン」と、それをすっきり解決する「整列のロジック」を解説します。

01|中央揃えと左揃えが混ざって、視線が迷子になっている

タイトルは「中央揃え」、その下にある長めの説明文も「中央揃え」、だけど箇条書きは「左揃え」……。このように、1つの画面の中で異なる揃え方が混ざっている資料をよく見かけます。

長文の中央揃えは、文章の行ごとに「文頭(左端)」の位置が変わるため、読む人は1行ごとに視線をあちこちへ動かさなくてはなりません。これが、読む人にストレスを与え、「なんとなく読みづらい(素人っぽる)」と感じさせる原因になります。

Fix|迷ったら「左揃え」に統一し、文頭のスタートラインを揃える

日本の文章は基本的に左から右へ読むため、人間の視線は「左端」を基準に動きます。資料をすっきり見せたいときは、タイトルも説明文も、すべて思い切って「左揃え」に統一してみましょう。文頭のスタートラインが縦にまっすぐ1本揃うだけで、驚くほど視線の誘導がスムーズになり、知的な印象に仕上がります。

02|端っこ(エッジ)がガタガタで、情報のまとまりが見えない

四角い画像、タイトル、箇条書きのテキスト。これらが、それぞれ「なんとなくこの辺かな」という感覚で配置されていると、数ミリ単位の微妙なズレが生まれ、画面全体に「だらしなさ」が出てしまいます。

プロのデザインが美しく見えるのは、画面の中に「目に見えないグリッド(格子状の線)」が通っているからです。

Fix|要素の「エッジ(端)」を、1ミリの狂いもなくビシッと合わせる

配置するときは、画像の左端、タイトルの左端、説明文の左端が「1本の透明な直線」の上にぴったり載るように意識してください。
上端(トップ)や下端(ボトム)を揃えるときも同じです。すべての要素の端(エッジ)がどこかの線と連動している状態を作る。この「ルール通りのカチッと感」こそが、素人っぽさを脱却する最大の鍵です。

デザインの美しさは、「見えない線」で決まる

デザインを整えるとき、多くの人は「どんな飾りを足そうか」と考えがちですが、実は「要素の端と端を正確に揃える」という地味な作業のほうが、何倍も仕上がりに影響します。

揃えるルールを1つに絞り、エッジをビシッと合わせる。
これだけで、特別な装飾をしなくても、画面の中に「心地よい緊張感と美しさ」が生まれます。

前回の「色の引き算」と同じように、今回の「整列」も、名刺1枚から大きなWebサイトのデザインまで、すべてのクリエイティブに通じる基本中の基本です。

She’sのレッスンでは、ツール(Illustratorなど)にある「整列機能」の正しい使い方はもちろん、「なぜここに線を意識して配置するべきなのか」という視線誘導のロジックを、実際のワークを通して身体に落とし込んでいきます。

感覚に頼らない「理由のある配置」ができるようになると、いつもの資料作成が圧倒的にスピードアップし、デザインすることがもっと楽しくなるはずです。


▼ 目次

【連載】なぜ素人っぽく見えるのか?デザイン解剖シリーズ

STEP1|色・フォント・余白の「引き算」ルール
STEP2|「なんとなく並べる」を卒業する!プロの整列の基本
STEP3|ただ載せるだけじゃもったいない!写真が引き立つ切り取り方
STEP4|全部大きくしても伝わらない!文字の主従関係とジャンプ率
STEP5|デザインの教科書は街にある!コンビニのパッケージ観察術


・:.。 。.:・゚✽.。.:・゚ ✽.。.:・゚ ✽.。.:*・゚

<こんな方にオススメ>

☑︎ デザインの仕事を始めたい方
☑︎ Webバナー制作を学びたい方
☑︎ デザイン系ソフトを初めて使う方

・:.。 。.:・゚✽.。.:・゚ ✽.。.:・゚ ✽.。.:*・゚

コース選択に迷われている方は「1時間体験」をお勧めしています。

お気軽にご連絡ください。

◯ お申込みフォーム
https://shesdesign.jp/contact-design/

一人ひとりが自分のペースで

未来をひらく3つの選択肢

デザインコミュニケーションスクール

マンツーマンで短期で学ぶ